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それが見たい!

2022年7月 7日 (木)

雨竜沼高層湿原

知人女性2人を連れて暑寒別岳山麓にある雨竜沼湿原に行ってきました。

暑寒別天売焼尻国定公園内の高層湿原で標高850mほどの高地にあります。

2005年にラムサール条約に登録されたことから知っている人も多いと思います。

今回花の季節には少し早いですが行ってみる事にしました。

 

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長い林道を走り登山口となるゲートパークに着きました。

朝撮った写真はピンボケだったのでこれは下山時に撮ったものです。

協力金一人500円を支払い湿原に向けて歩き出しました。

 

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登り始めてすぐに見える特徴的な山。

おそらく名前が付いているとは思いますが調べてもわかりませんでした。

これを見ながらペンケペタン川沿いの登山道を歩きます。

 

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6月は雨が多かったために沢水が多くこんなところが多かったです。

あまり歩き慣れていないお二人には少しきついかもしれません。

 

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ようやく白竜の滝に到着。

以前に見た滝より水量が多く迫力があります。

湿原はまだまだ先です。

 

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登山道脇でエゾノリュウキンカが花を咲かせていました。

ヤチブキっていう名前の方がわかりやすいですね。

道北の平地ではゴールデンウィーク頃に咲くのですが高地ではこんなに遅いのですね。

春の訪れを感じさせる花の一つです。

 

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沢は次第に源頭近い様相を見せ始めました。

湿原までもう少しです。

 

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ようやく湿原への入口に入りました。

西側から雲が湧き上がっていて暑寒別岳や南暑寒別岳は雲中です。

晴れるチャンスを待つしかありません。

 

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やはり時期が早く花は咲いていませんがとてもきれいです。

露出補正を失敗して全体的に露出過多になっている画像が多いですが勘弁して下さい。

湿原内を蛇行して流れるペンケペタン川が美しい。

 

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まるで桃源郷!

木道が整備された池塘群が広がる湿原を一周します。

 

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おっと!

早咲きのエゾカンゾウが一輪咲いていました。

最盛期にはエゾカンゾウの黄色い花で湿原が染まります。

 

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時が経つのを忘れるくらいの絶景です。

流れる風も心地よく初夏の湿原を散策します。

 

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水芭蕉も今頃咲くんですね。

さすが高層湿原!

 

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露出過多で見ずらいですが展望台から見た雨竜沼湿原の全景です。

大小170くらいの池塘があるそうです。

 

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湿原を一周して戻ってみると急に晴れ間が!

左が南暑寒別、右が暑寒別岳です。

さすが豪雪地帯。

残雪がたくさん残っています。

暑寒別岳は今年4月にスキーで登った山です。

コースは長いですがそのうちこちら側から登ってみたいと考えながら下山しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年9月20日 (月)

三段の滝が見たい!

登別市のとなり町、幌別に幌別川という川があります。

上流にダムがあり釣りに行った人もいるのではないでしょうか。

今回は幌別川の支流カマンベツ川の上流にある「三段の滝」に行ってきました。

林道を歩いても行くことができるのですがそれでは面白くない。

そこで沢を詰めて滝まで行くことにしました。

 

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幌別ダムを超えて鉱山町に入るとまもなく道路はゲートによって封鎖されていてそこから先は車では進むことができません。

以前は滝まで車で行くことができたそうですが現在はゲートに「私有地のため立入禁止」という看板がかかっています。

ゲート脇をすり抜けて林道を歩いていくと三叉路になります。

一番左の草付きの林道を下っていくと幌別川とカマンベツ川の出会いです。

 

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奥の砂防ダムがある方が支流カマンベツ川です。

水が綺麗で日高の川のようですね。

砂防は右側から簡単に巻くことができました。

 

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カマンベツ川はナメが多くとても綺麗な沢でした。

苔も少なく沢シューズのグリップが効いて快適です。

これなら飽きることなく沢登りを楽しめそうです。

 

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ダイナミックな沢を進んで行くと最大の難所であるゴルジュ帯に突入します。

2か所あるヘツリ場は手掛かりや足場がほとんどありません。

高巻こうと思ったのですがあまりの急斜面にすぐに諦めました。

淵は深く滑り落ちたら足はつかない水深です。

最後は泳ぐ覚悟を決めてヘツルことに決定、なんとか落ちずに無事通過することができました。

 

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けっこう深い谷なのであちらこちらから小さな支流が小滝となって落ちてます。

水量は少ないのですがとても面白い沢です。

林道は高い位置を通っていて途中でエスケープすることは無理のようです。

 

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先程の滝の正面画像です。

他にもこんなのがたくさんあり登る人を飽きさせません。

熊の心配もあるので先を急いでいると

 

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ありました。

三段の滝です。

別名カマンベツの滝とも呼ばれているそうです。

落差はおよそ30mほどでしょうか。

岩盤に白糸を引いて流れる様はとても荘厳でした。

画像では撮れませんでしたがこの上にもう一つ滝状の流れがあるようです。

立ち位置を変えるとその一部が肉眼で見えたのですが画像には写っていませんでした。

 

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唯一、三段の滝から林道へ上がることができるので帰路に使わせて頂きました。

林道脇の木にはこんなのがけっこうあり少し緊張します。

鈴は持っていませんが笛を持っていたので時々吹きながら長い林道を下っていきました。

熊にビビリながら速足で歩いておよそ40分で出会いまで下山。

今回はGPSMを忘れていましたのでログ解析はできませんが出会いから三段の滝まで3~4キロというところでしょうか。

天気も良く久しぶりの沢歩きを堪能できました。

 

さて次はどこに行こうかな!

2021年9月16日 (木)

千歳川の滝

千歳川最上流にある王子製紙第一発電所。

支笏湖からトンネルによって水を流して導水管に落とし発電している所です。

ここまでは一般の人も気軽に見に行くことができます。

しかしここから上流部、つまり支笏湖までの間はかなり深い峡谷となっているために簡単に行くことはできません。

実はこの区間にネッソウ、ポロソウ、ホラキソウという3つの滝があるのです。

現在この区間は減水区間になっているため水量が少なく昔のような大瀑布ではありません。

今回は3つの滝のうちポロソウを見に行ってきました。

 

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降口から残置ロープをつたって深い谷底に降りると千歳川はこんな感じです。

今は支笏湖アウトレットにダムがあるのでこんな減水区間になっていますが昔は水量が多く簡単には遡行できなかったと思います。

峡谷の底は昼なお暗くまるで妖怪が住んでいるかのような雰囲気です。

あまり気持ち良いものではありません。

 

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ときどきこんなプールがあり小さな魚影が走ることもあります。

鹿の足跡はたくさんありませが人の物は全く見当たりません。

 

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苔むした川をどんどん下っていくと

 

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ありました。

ポロソウです。

高さは10mほどでしょうか。

減水区間とはいえ岩清水を集めてそこそこの水量になっています。

3つの滝の中で一番大きな滝です。

右岸から簡単に巻くことも可能です。

訪れる人もなくまるで身を隠すように存在するポロソウ。

なんか良いですね。

2018年5月20日 (日)

判明しました!

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5月14日アップした「美々川源流を見に行く」という記事の中で不明だった花の名前が判明しました。

図鑑で調べたところおそらくヒメイチゲだろうと思われます。
野草の判別は難しいですね。

2018年5月14日 (月)

美々川源流を見に行く

少し前になってしまいますが天気が良かったので美々川源流を見に行ってきました。
美々川といってもわからない人が多いと思いますが苫小牧市を通って太平洋に流れ込む勇払川の支流です。
1991年、ラムサール条約登録湿原となったウトナイ湖に流れ込む川といった方がわかりやすいでしょうか。
国道36号線沿いの湿原地帯をゆったり流れる川で最近ではカヌーを使った川下りでも有名になりました。
その上流部に千歳湖という湖がありそこが源流の一つとなっています。
あまり聞きなれない名前で千歳市民でも知らない人がいるくらいマイナーな湖です。
市役所に聞くと昭和20年代に養魚場を作るためにせき止めてできた湖なんだそうです。
てっきり自然湖だと思っていました。
ちょうど科学技術大学の横にあるのですが今回久しぶりに訪れてみました。


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千歳湖全景です。

といっても湖全景が撮れる場所はないのでこれが限界です。
とても小さな湖(というか沼?)ですが夏場にはホタルも見られるほど自然豊かな所です。
湖を一周する遊歩道が整備されていましたが現在では一部が廃道になり笹が生い茂っています。



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流れ出しにある木道です。
以前は壊れていましたがいつのまにか修復されていました。
この下流側に水芭蕉の群生地があります。



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水芭蕉がきれいに咲いていました。
群生を撮りたかったのですがなんとおばちゃん(ばあちゃんに近いか)の集団が水の中にまで入り込んで写真を撮っていたので無理でした。
マナーも何もありませんね。
よほど注意しようと思いましたが多勢に無勢なので止めました。


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福寿草もたくさん咲いていました。
これが咲くと春っていう感じがしますね。


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湖をぐるっと一周していよいよ源流に向かいます。

千歳湖に流れ込む美々川の源流は一つではありません。
小さな湧水地が何か所かあります。
これから一番大きな湧水地に向かいます。


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二輪草?それとも三輪草?
 
にしても葉が違うような。
調べてわかったら報告します。

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いよいよ源流近くです。

道路が間近になってきました。


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で、唐突に出現した湧水地。

これが源流です。
僕が小さい頃はもっとたくさん水が湧いていたような気がするのですが。

手ですくって飲んでみましたがさすが支笏湖の伏流水、軟水でとても美味しかったです。

実は湧水地のすぐ上、道路なんです。
変な物が流れ込まないように祈るばかりです。


おまけ


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この日雪をまとった羊蹄山が綺麗でした。
左は尻別岳です。



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羊蹄山アップ!

スキーで大滑降したくなります!

2017年7月 7日 (金)

苔の洞門

樽前山登山のガイドをしたお客様のたっての要望で苔の洞門に行ってきました。
とはいっても本家本元の洞門ではありません。
本家本元は洞門の崩壊によって立入が禁止されているので行くことはできません。
今回行った洞門は楓沢にある洞門です。

楓沢といっても一般の人は全く知らないと思います。
支笏湖南岸を通る国道276号線をモーラップを過ぎてしばらく走ると楓沢にぶつかります。
いろいろな事情があり場所について詳しく書くことはできません。

沢といっても普段は水が流れていない枯れ沢になっています。

最近では登山者にはけっこう広まっているみたいですが一般の人はまず知らないと思います。
一般的に登山者は風不死岳や樽前山の下山時に楓沢を下ることが多いです。
その途中にすばらしい苔の洞門が存在します。

今回は急なリクエストだったため装備を持っておらず下山ルートとして使うことができなかったので支笏湖側から一部を案内することにしました。

まずは画像をご覧ください。


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どうですか。

すばらしいでしょう!
僕としては本家本元より綺麗だと思うのですが。


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この画像は洞門のほんの一部です。

勝手に第一洞門と呼んでいますが途中滝を挟んで上流側にもまだまだ続きます。
滝を越える巻き道もあるのですが一般の人にはかなり危険でお勧めはできません。
また洞門じたい砂岩で構成されているので崩れやすく落石の危険もあります。
従ってヘルメットは必携です。

いつもでもこの景観が保たれることを願うばかりです。

2017年5月15日 (月)

藤の沢

「藤の沢」といってもほとんどの人は知らないと思います。
その昔、ママチ川の奥に藤の沢という林業で栄えた集落がありました。
営林署関係者や造林・造林に携わっていた人たちが生活していて小学校もありました。
現在は住む人もなく村があったという事もわからないくらい荒廃して自然に帰っていますが、荒れ地の中にわずかに痕跡が残されています。

今回の探索は昔あったその村ではなく近くを流れる「藤の沢」という小さな沢です。


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国土地理院発行の1/25000地図には沢地形は表現されていますが川は載っていません。
上の地図は後から沢を書き入れたものです。

この沢は藤の沢という小さな沢なのですが途中で伏流となって消えてしまう不思議な沢なのです。
とはいっても話だけで実際見たことがありませんでした。

地図で見る限りは伏流しなければママチ川に合流するような地形になっています。
今回、この川の伏流地点の特定と写真撮影の目的で行ってみる事にしました。
場所が場所だけに草木が茂る前に行ったほうが楽そうなので。


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道道16号線、中央バス鳥柵舞バス停を少し過ぎたところに車を停めてそこを起点としました。

画像は道路法面を降りて林の中を歩いて藤の沢に出会った所です。
こんなに近くにありながら藤の沢を見たのは初めてです。
うわさでイワナがいると聞いたことがありますがどうでしょうか?

水量も少なく長靴でも沢を歩くことができるくらいです。


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あちらこちらにニリン草が可憐な花を咲かせていました。


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シジミの仲間でしょうか?

名前がわからないのですがもう飛んでいるんですね。
後で調べてみます。


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こんな具合に樹林の中をさらさらと流れています。

この辺りはミズナラの木が多いようです。


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ところどころこんな開けた場所が現れます。

水量が減るとかという現象はまだありません。
途中、ここで終わりかという場所がありましたがまだまだ水は流れています。


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これはネコノメソウでしょうか?

調べてみたのですがなかなか特定できません。
野草の名前ってほんとうにわかりずらいです。


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群生はしていませんが シロバナエンレイソウが大輪を咲かせていました。

ミヤマエンレイソウとも呼ばれるこの花は花も葉も3枚という珍しい野草です。
これからまだまだ見られると思います。


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沢はこんな感じでまだまだ続いています。

鹿の足跡がたくさんありました。


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フッキソウも花をつけていました。

この辺りでは大群生を見ることができます。
木のような厚い葉が特徴です。


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しばらく下ると藤の沢林道をくぐるコルゲート管が現れました。
昔、この林道は車やバイクでよく通ったのですが全く気が付きませんでした。
起点から860mに位置になります。

まだまだ川が消える兆候はありません。


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おや、これは!

ごちそうさま!


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水辺に出たゼンマイですね。

少し大きくなり過ぎでしたのでそっとしておきました。


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エゾエンゴサクも群生を作っていました。

春の野山は花がたくさん咲いていて本当に楽しい!


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花の写真を撮りながら気持ち良く歩いていると今まで火山礫だった川底が泥に変わってきました。


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サクラ草もたくさん咲いていました。

花がヤマザクラに似ていることからついた名前だそうです。
ほとんどがまだつぼみでしたのでこれから見頃を迎えるのでしょう。


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と思ったら急に水が少なくなり流れもゆったりとなってきました。

もしかして核心部はもう近い?


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ついに見つけました。

藤の沢伏流地点です。
ここから水は地下に潜っています。
地下水となってどこからか湧き出ているのかもしれません。
ママチ川だったら面白いのですが確認できません。

起点からちょうど2㎞のところです。

やっと見る事ができました。
本当に伏流していたのですね。
感動です。

湿原を流れる川は途中伏流して消えることがあるのですが、こんな野山ではそれほどないと思われます。


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伏流地点から下流はこんな感じです。
水が流れた形跡があるので水量が多くなるともう少し下流まで流れるのかもしれません。

話でしか聞いたことがない藤の沢の伏流。
自分の目で確認できて本当に良かったです。 

次はこの沢に本当にイワナがいるかどうか?
完全に他と隔絶されている環境なので興味深々です。
今回の探索では目視での魚影は確認できませんでした。

近い内さおを持って確認してきます。



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2016年12月27日 (火)

勇払川3つの滝(丸山遠見の滝編)

前回、勇払川1番目の七条大滝をアップしました。
午後からは2番目の丸山遠見の滝を目指しましたので紹介します。

とはいっても結論から言うとあともう少しという所で撤退したので滝を見ることができませんでした。そこには予想を超えた困難が待ち受けていました。

丸山遠見の滝は勇払川本流にある2番目の滝です。
国道から約1.2㎞歩いて20~30分ほどの所にあります。夏だと滝へ降りていく踏み跡があり比較的行きやすいのですが冬はそう簡単ではありませんでした。

国道からの入り口に標識はありません。
丸山のT字路から苫小牧方向に2.3㎞行くと右手から丸山9号線林道が国道と交差するように通っています。ここが入り口、起点となります。
午後1時30分出発です。
写真を撮り忘れたので画像はありません。

ここから少し東に進むとすぐにサイクリングロードが交差します。
そのまま道なりに林道を進むと15分ほどで勇払川への降り口に着きます。
ここまでの途中、風倒木処理のため広範囲で木が伐採されていて道が不明瞭になりますが、事前にルートを調べて地形図に落としておいたので迷わずに降り口に着くことができました。

谷底までは約50m。かなりの急斜面を下らなければなりません。
見当をつけてトラバース気味に降下を開始しました。

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斜度はきついのですが木や灌木があるのでそれに掴まりながら徐々に谷底を目指しました。

積雪は深くスノーシューを履いていてもひざ上、所によっては股下まで埋まりました。
しかも雪面から下20㎝くらいのところにとても固い雪の層があり、スリップしようものなら一気に谷底の川まで滑落すること間違いなしです。
スノーシューにクランポンが付いている僕は木に掴まりながらなんとか行けますがK氏は大変です。


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滑らないように何とか川までたどり着きました。

K氏はかなり遅れて降りてきています。
振り返ると上まで絶壁のような崖が続いています。
下降はなんとかできましたが登っていけるのか不安になるほどでした。

ここから滝はまだ見えません。
音すら聞こえてきません。
K氏を待つ間、地図を広げて滝までの距離を計算するとまだ200mくらいあります。
この深雪の中、あと200m進むのにどれくらいの時間がかかるのか?

時計をみると午後2時20分を回っていました。

あと200m。
この状況ではゆうに20~30分はかかると思われました。
往復約1時間。写真を撮ったり休憩を入れるとプラス30分。ということはここに戻ってくるのは
午後4時前という計算になります。
それから国道まで戻るころには真っ暗になってしまいます。

選択肢はありませんでした。


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下流方向です。

長靴で沢を歩いた方が早いかもしれません。


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上流方向。

滝はこの上200mのところにあります。
しばらくするとK氏が降りてきました。スリップが激しくこれ以上進むのは無理のようでした。


撤退を決めました。


丸山遠見の滝はまた次の機会に持ち越しです。

来た道を戻るのですがこれまた大変!
木がなかったら戻れなくなるところでした。


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あともう少しです。

頭から滝のような汗を流しながらヘロヘロになって登り返しました。


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国道までの帰路、夕暮れ近い樽前山のシルエットがとても綺麗でした。

今回歩いた距離は往復2.5㎞。滝まで行ったとしても3㎞弱です。
こんな近い所にありながらガイドブックやインターネットにはほとんど情報が出ていません。
少しもったいないような気もしますね。
ただ情報は少ないですが行っている人はそれなりにいるようです。滝の標識もあり道もある程度しっかりしているようです。
夏なら片道30分ほどで気軽に行ける滝ですが、冬は1時間かかっても滝に行けませんでした。

今回は失敗しましたが状況がわかっただけでも大きな収穫でした。
場合によっては長靴で沢の中を歩いた方が良いかもしれません。
ただ心配なのは雪崩です。
今回すでに上部に全層雪崩が発生しそうな小さな亀裂を見つけました。気温が高い日は危ないかもしません。

近いうちに再度挑戦して厳冬期の丸山遠見の滝を写真に収めたいものです。


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2016年12月26日 (月)

勇払川3つの滝(七条大滝編)

樽前山麓を源としてウトナイ湖を経由して太平洋に注ぐ勇払川。下流域の湿原地帯で川が伏流となり突然消える所があるなど何かと面白い川です。

この川の上流に滝があるということは少しアウトドアに興味がある人なら知っていると思います。
一つめは「七条大滝」。
3つの滝の中では最大です。最近はアウトドア系のガイドブックにも載るようになったので知っている人も多いのではないのでしょうか。
この滝は勇払川の支流?である丸山川に位置します。丸山川が支流になるのかどうかは調べてもよくわかりませんでしたが国土地理院の1/25000地図には丸山川と記載されています。
苫小牧から国道276号線を北上して支笏湖に向かう途中、丸山付近で大滝・喜茂別方面とのT字路があります。このすぐそばに国道の下を土管でくぐり抜けて流れている川が丸山川です。ここからおよそ直線距離で1.3㎞下流に七条大滝があります。
標識や滝への降り口も整備されていて迷う心配もないので初心者でも安心です。また催行日限定ですが支笏湖ビジターセンターで冬季スノーシューウォーキングツアーも行われています。

二つめは「丸山遠見の滝」です。
勇払川本流にある滝です。ここはガイドブック等には一切掲載されていませんし整備もされていません。特に冬季に訪れる人はほとんどいませんのでルートファインディングできる人でなければ無理でしょう。地図読みとコンパスが扱える人でなければお勧めできません。

三つめは「勇振の滝」です。
勇払川の支流である勇振川にある滝です。
丸山遠見の滝と同様ですがここは夏でも訪れる人はいません。更には見つけることさえも困難な滝です。
地図とコンパスがきちんと読めないと原生林の中で確実に方向がわからなくなり道を見失ってしまいます。
まさしく幻の滝です。

今回から誕生した新ジャンル”それが見たい!”では初回、勇払川3つの滝を見るアドベンチャーを紹介します。
しかし残念ながら今回見ることができたのは七条大滝のみ。自然の猛威に断腸の思いで撤退せざるを得ませんでした。


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朝9時。

天気の良い冷え込んだ朝、店の前に集合したI、K氏2名とともに七条大滝入口となる第一縦断林道ゲート前に車で移動しました。
予定ではゲート前広場に車を駐車する予定でしたが2~3日前に降った大雪のため進入不能。やむを得ず50mほど先にあるパーキングエリアに車を停めることにしました。

今回は積雪が多いことからスノーシューを使って滝までハイクすることにしました。
ゲートからは新しいトレースが林道の奥へ続き先行者の存在を示していました。

23~24年前に一度滝を見たことがあるのですが道はもう覚えていません。きちんと調べてきたので迷う心配はないでしょう。


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青空の下、スノーシューで新雪を踏みしめて歩く快感!

それはそれは気持ちの良いウォーキングです。
この日は冬型の気圧配置で西風が強く支笏湖の湖面に白波が立つほどだったのですが、樹林帯の中は風を遮ってくれるため無風です。
野生動物の気配は全くないのですが、純白のバージンスノーには鹿や野ウサギの足跡がたくさんあり生命に満ち溢れていることがわかります。

七条大滝に向かって楽しくウォーキングすることができました。

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国道(起点)から約1.5㎞で鳥柵舞林道との分岐点です。

この林道をまっすぐ進むと千歳市藤の沢に抜けることができます。
雪をかぶったトドマツがまるでクリスマスツリーのようにきれいでした。

休憩していると後ろから1人ハイカーが追い付いてきました。
七条大滝の写真を撮りに来たそうです。
見た目外国人?かなという感じでした。

七条大滝へはこの分岐を右に進みます。

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起点から約2.3キロ㎞で北5条林道との分岐です。

この辺で少し風が出てきて樹木から雪が舞い落ちてきました。
滝へはこのまま第一縦断林道を進みます。


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起点から2.4㎞で滝への分岐点です。

小さいですがルート右側に立派な案内標識がありました。
昔は標識なんてものがなかったので滝への進入ルートがわからず探し回った記憶があります。
この標識が雪で埋まらない限り行き過ぎることはないでしょう。


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起点より2.6㎞で滝への降り口に着きます。

急斜面を降りるのですが手すり付きの遊歩道が整備されているので安全です。
雪面が固くなっていてとても滑るのですが僕のスノーシューはクランポン付き、しかもフレーム全体にギザギザのエッジが付いているのでそのまま下降できます。
I氏とK氏はそれがないためにスノーシューをはずしてツボ足で下降しました。

谷の深さは40mほど。
スリップに注意しながらゆっくり降りました。(滑っても川まで落ちる心配はありません。)


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起点より2.7㎞、七条大滝到着です。

昔の記憶ではもっと下流に降りて川を登ったような気がします。

一番下に追い抜いて行ったカメラマンが陣取っていたので一段上から撮影しました。
落差16m、勇払川の3つの滝では最大です。
時期が少し早かったのか氷が少ない感じですがやはり冬に見る七条大滝は素晴らしいと思います。
ちなみに滝の名前は1980年頃、付近にある南7条林道に因んで営林署の職員がつけたそうです。



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落ち口のすぐ下流に七条大滝と書いた木製の看板が半分雪に埋まっていました。


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本格的に凍る1月に来るともっと迫力があることでしょう!

写真を撮りながら20分ほど滞在して引き返しました。


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帰路でのハプニング!

実はK氏が履いているのはスノーシューではありません。
プラスチック製の安くて小さなカンジキなのです。
積雪が少ない状態なら何も問題は無いのですが・・・

GPSトラックでみるとわかりますが帰り道、もしかしたら近道かもしれないと思い冒険心から林道を外れ別のトレースを追ってみることにしました。
樹林帯の中なのでもしもを考え途中途中でコンパスを合わせながら進んだのですがだんだんおかしな方向へと曲がっていくトレース。
なんと15分も進むと元の林道へ戻ってしまいました。出たところは進入地点から150mほどの所です。
ガッカリだったのですがそれより大変な事態に!

カンジキのK氏、数歩ごとに股下まで雪を踏み抜きその度に転倒。体力をガッポリ消耗して倒れ込んでしまいました。
休み休みなんとか歩くのですが一向に前に進みません。やっと元の林道に復帰した時には足が攣る寸前でした。

この後、体力を消耗したK氏は何回も倒れ込みながらやっとゲートまでたどり着きました。


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最後ゲート前で記念撮影。

三脚を持っていかなかったので看板にカメラを置いて撮影しました。
歩いた距離は6㎞ほどですが、天気が良かったので気持ちの良い探索ができました。

この後、昼食にI氏特製のメチャうまカレーライスを食べて勇払川3つの滝の2番目「丸山遠見の滝」に挑んだのですが・・・

あと200mの壁が厳しかった!

それはまた後日に。


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追記


北海道を広範囲に歩き調査した幕末の探検家、松浦武四郎は皆さんも知っていると思います。その記録は日誌の形で残されていますがその中の「夕張日誌」にこの滝が登場します。

安政4年、松浦武四郎は千歳市鳥柵舞から千歳川を遡るように支笏湖方面に進み、途中丸山付近を経て樽前山麓を通り白老に抜けるための調査を行いました。
その時に丸山付近で発見したのが七条大滝だと言われています。
日誌に滝のスケッチなど詳しく書き記し、アイヌ語で「ユウフのソウ」と呼ばれていたため「勇振の滝」と命名しました。

ところがこれが後に大きな議論を生むことになりました。

1990年に「勇払川滝の名前を考える会」が発足して松浦武四郎がたどった足跡を詳しく調査しました。そして勇払川3番目の滝(現支流勇振川)をユウフのソウ、つまり武四郎が名付けた勇振の滝だと結論付けました。

しかしこれに対し疑問を抱く研究者もいました。
武四郎の踏査ルートから大きく外れている上、夕張日誌に描かれているスケッチとは全く似ていないというのが理由でした。
そこで1997年に苫小牧郷土文化研究会が再度調査行なうことになりました。
そして幾度かの調査の後、最上流部にある現七条大滝が武四郎のスケッチしたユウフのソウつまり勇振の滝であると結論付けることになり今に至っています。

現在では勇払川支流である勇振川上流にある滝が勇振の滝と呼ばれています。

それにしても遥か昔、松浦武四郎が道なき道を踏破して千歳から白老まで行ったという事実が凄いですね。

当時は熊もたくさんいたでしょうから。