道南の渓流
何年ぶりでしょうか。
昔はよく釣りに行った川なのですがおそらく10年以上ぶりに訪れました。
お客さんから「まあまあ釣れたのよ」という情報を聞き、いてもたってもいられずにさっそく翌日に入渓。
この日は冷え込みがとても厳しい朝でした。
昔は林道が整備されていたので車で走っていたところです。
今はこんな感じ。
自然に戻る力ってほんと凄いですね。
あと数年もしたら道さえわからなくなるかもしれません。
30分ほど歩いて小さな支流から川に入りました。
夏にいつもの7.2フィート#2/3を折ってしまったので今回は7フィート#4グラスロッドを使いました。
リーダーは5X。
結んだフライはいつものフォームビートル#9です。
良い流れが続きテンションが上がります!
すぐに小さなイワナがヒット!
さい先良いですね。
冷え込みの影響で足が痺れるほど水温が低かったのですがドライに反応してくれました。
ところがこの後が全く続きません。
絶好のポイントが続くのですが全く釣れません。
魚影すら確認できません。
魚がいないのか?
水温が低いので食わないのか?
まったくわかりません。
1時間ほど過ぎてようやく
こんなところから
ニジマス君がフライをくわえてくれました。
この頃になってようやく水温が上がり冷たさもさほど感じなくなってきました。
これからに期待です。
ほれ!
こんなのが続々と釣れ出しました。
釣れなかったのはやはり水温のせいですね。
柔らかいグラスロッドが小気味よく曲がり最高に楽しい!
こんなグッドサイズのニジマスも飛び出してくれました。
なかなかに太く美形です。
それにしてもフキがでかい!
足寄のラワンブキという巨大なフキが有名ですがここもデカい。
ぼくの身長ほどあり茎も太く凄いです。
まさにオバケ!
途中でお昼ご飯を食べてから更に上がると・・・
こんな滝が現れます。
知っている人はこの滝で場所がわかりますね(笑)
滝つぼの深みをしつこく探ってみましたが一匹も釣れませんでした。
右岸を巻いてさらに上流へと進みます。
サイズは少し小さくなりますが滝上にもイワナがいます。
しかも魚影は更に濃くなりました。
シャッターを切った瞬間に暴れてしまいうまく撮れませんでした。
しかし大きな尾びれはしっかりと写っています。
野生のイワナはかっこいいですね。
なかなか引き返すタイミングを見つけることができず、上の支流まで上がってしまいました。
時間も時間ですのでここから林道を歩いて下ることにしました。
こんなところを一人で歩くのですが、あまり良い気持ちはしません。
けっこうやばい場所なので念のために熊スプレーを持ってきましたが・・・
カーブミラーで自撮りなんかして気分を紛らわせていますがけっこう怖い場所なんです。
まわりの気配に注意しながら足早に下りました。
古い放置車両が笹に覆われています。
まったくの不自然さに不気味さえ感じます。
ようやく林道崩壊地点まで降りてきました。
ここから先は100mほど林道が消失しています。
車まであと少し!
帰りは早足で1時間15分かかりましたのでたぶん6㎞ほど遡行した計算になります。
来年もまた楽しみです。
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